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TikTokでのなりすましは、多くの動画投稿者にとって切実な問題です。
僕もなりすまし被害にあい、YouTubeの大量の動画をTikTokに無断転載されました。
YouTubeで動画がバズるとTikTokに無断転載されやすいよ
それからTikTok運営に通報し、なりすましアカウントを活動停止、垢BANすることができました。
この記事では数ある対抗手段である中で著作権侵害を報告に焦点を絞って対処した方法を解説していきます。
ちなみに通報作業はスマホよりPCでの操作を推奨しています。
僕と同じようになりすましや無断転載の被害にあった方の参考になれば幸いです。
なりすまし犯人の説明
軽くですがなりすまし犯の説明をします。
ちなみにこちらは2人目のなりすましです(1人目はBAN済)
偽物のTikTokのプロフィール
こちらが偽アカウントのTikTokのプロフィール画像です。
作った覚えないんだけど・・・
僕のYouTubeのプロフィール
そしてこっちが僕のYouTubeのプロフィール画像です。2枚あります。
なりすまし犯の手口
気づきましたか?
犯人のTikTokのプロフィール欄は、全て僕のYouTubeチャンネルのプロフィールから情報を引っ張ってきています。
ほとんどの人間は僕がTikTokでアカウントを作ったのだと錯覚してしまいます。
本人以外は見抜けないので、被害にあった本人が気づいて対処するしかないのが現状です。
注意事項
そして通報する前に注意してほしいことがあります。
解決するのに時間がかかる
TikTok運営に通報してもすぐには解決しません。
早くても一週間、長いと2ヶ月もかかるケースがあります。
理由は単純で、TikTok返信が遅く一回のやりとりに約一週間ほどかかります。
長期戦を覚悟してね
こちらの情報がきちんと伝わればすぐ解決しますが、送った情報が足りなかったり著作権者だと証明できなれば何度もやりとりしなければならず、その度時間がかかります。
そして運営が動くのも待っている間も、なりすましは無断転載を続けます。
通報作業に手間がかかる
こちらの状況をTikTok運営に説明したり、動画の権利者だということを証明する画像を何枚も用意して送ったりと少し手間がかかります。
前で説明したように、著作権者だと証明できなければ更に証明できるものをTikTok側に提示しなければなりません。
なので、場合によっては何度も通報作業を繰り返さなければなりません。
通報手順
それではなりすましを著作権侵害を報告してみましょう。
順に説明していきます。
下記をクリックして報告フォームへ移動してください。
①通報フォーム
まずはこちらの通報フォームにやりとりをするメールアドレスを入力してください。
②著作権の侵害を選択
選択項目から著作権の侵害を選択します。
ここの選択でなりすましの報告の選択肢あるけど、こっちじゃないの?と思った方もいると思います。
しかし著作権侵害の疑いを報告を選択してください。
理由を説明すると、こちらでいうなりすましとはTikTokのアカウント同士のなりすましを指し、YouTubeのアカウントからのなりすましという意味ではないからです。
私は最初こちらのなりすましの方から通報したのですが、TikTok側で中々認めてくれず、何度もやりとりをさせられてこちらからのアプローチを諦めたからです。
③連絡先情報の入力
こちらについて、個人情報を入力するのを躊躇する方もいると思います。
氏名電話番号は入力、住所は途中までしか入力していませんでしたが特に問題はありませんでした。
④著作権者
ここの項目が1番大事です!
指示に従い入力していきます。
無断転載された動画の元である、自分のYouTube動画のURLを貼っていきます。
URL貼り付け作業が多いので、PCでの作業を推奨したのはこれが理由です。
著作権で保護された作品の説明
日本語で状況を説明します。参考としてこんな文章を送りました。
権利と権限の証拠
あなたが著作権者である証拠の画像を用意しろという項目です。
画像の用意が1番めんどくさいのですが、TikTok側と何度もやりとりをしたくなければここをしっかりやりましょう。
参考として僕が送ったのはYouTube Studio内の動画のアナティリクス画面のスクリーンショットです。
ちなみにスクリーンショットを撮る方法は
なりすましが無断転載するより先に、自分がYouTubeに先に投稿したんだとわかるように、日付が入ったキャプチャをメインに送りました。
⑤報告するコンテンツ
ここでは通報したい動画のURLを入力していきます。
できれば3つ以上が良いと思います。
□これらの動画のコピーが今後TikTokで表示されないようにする
という項目にチェックするも忘れずにしてください。
⑥追加資料等(任意)
前の方で画像を送っていたのでここは特に何も送りませんでした。
⑦同意事項、署名
ここらへんは特につまるところはないと思います。
送信ボタンを押して終了です。
登録したメールアドレスに自動送信のメールが届いたらしばらく待ちます。
⑧完了
一週間ほどすると、TikTok運営がからこのような文面のメールが届いたら一旦終了です。
Hello,
Thank you for writing in.
We have removed and/or disabled access to the reported content and/or account(s). We hope this satisfies your concern.
メールより抜粋
日本語に翻訳するとこんな感じ↓
こんにちは。
ご連絡いただきありがとうございます。
報告されたコンテンツやアカウントへのアクセスは削除または無効化されました。これであなたの懸念が解消されることを願っています。
メールより抜粋
これでなりすましアカウントは削除されるか、ポリシー違反として警告がされています。
ポリシー違反としての警告は、最初の警告から3ヶ月以内に違反を3回されるとアカウントがBANされるというものです。
逆に考えると、3ヶ月たったら再始動される可能性もあるので、面倒ですが他の無断転載動画についても再度リクエストしましょう。
やってはいけないこと
なりすましアカウントになりすましを止めてほしいとコメントしても、ほとんどは無視されるかコメントを削除されます。
この時に汚い言葉で罵ってしまうと、逆にこちらにペナルティをくらってしまうため、注意のコメントは冷静なコメントを心がけましょう。
僕は無断転載された動画で再生回数が多いものにだけ、なりすましはやめてくださいとコメントしました。
これを見た視聴者が同情してくれて、僕の本アカウントをフォローしてくれることが何度かありました。
さいごに
なりすまし無断転載の問題は終わりがありません。
1つのアカウントをBANすることができても、しばらくするとまた同じようなアカウントが出現します。
放っておくと、本人と誤解され思わぬ被害を被ります。
インターネットに動画をあげているなら動画のダウンロードを防ぐ方法はないので、なりすましや無断転載されたら、迅速に効率よく対処するのが望ましいです。
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