YouTubeで収益化することは、夢を追うクリエイターにとって大きな目標です。
しかし収益化の難易度は年々上がっており、多くの人は「収益化は無理ゲーだ」と感じるかもしれません。
僕自身もYouTubeで動画投稿開始して、収益化できたのは一年半後でした。
これは遅い方です
その間何度も諦めようかと悩む事がありました。
実際にYouTuberの9割以上が挫折すると言われています。
この記事では、
- なぜYouTube収益化は「無理ゲー」と言われるのか?
- 収益化の現状と最新情報
- 無理ゲーを突破するための戦略
を解説していきます。
なぜYouTubeは「無理ゲー」と言われるのか?
まずは、多くの人が「YouTube収益化=無理ゲー」だと感じてしまう理由を3つ解説します。
厳しい収益化条件
YouTubeで収益を得るには、YouTubeパートナープログラム(YPP)に加入する必要があります。
YPPに加入するには、
- チャンネル登録者数1,000人以上
- 直近12ヶ月の総再生時間4,000時間以上
- その他、YouTubeのポリシーに準拠していること
といった条件をクリアしなければなりません。
特に、再生時間を稼ぐのが難しく、ここが最初の高いハードルとなっています。
例えば平均再生時間1分の短い動画だと、一年以内に24万回再生が必要です。
直近12ヶ月の総再生時間という時間制限が厳しい
増加するライバルYouTuber
YouTubeは世界中で利用されており、毎日、数え切れないほどの動画がアップロードされています。
作った動画が視聴者に埋もれてしまわないように、他のYouTuberとの差別化が不可欠です。
最初はマネでいいけど、軌道に乗ったら差別化しよう
アルゴリズムの変化
YouTubeは常に進化しており、アルゴリズムも頻繁にアップデートされています。
せっかく動画が評価されても、アルゴリズム変更によって再生回数が減ってしまうことも…。
常に最新の情報を入手し、対応していく必要があります。
アルゴリズムの正確な情報は誰もわからない
YouTube収益化の現状
厳しいと言われるYouTube収益化ですが、実際に収益化に成功しているYouTuberもたくさんいます。
2024年現在、YouTube収益化において知っておくべき現状は以下の通りです。
YouTubeのショート動画でも収益化が可能に
これまで収益化の対象外だったショート動画も、収益化が可能になりました。
短い動画で多くの視聴者を集められるチャンスが増えています。
- チャンネル登録者数が1,000人以上である
- 直近90日間の有効な公開ショート動画の視聴回数が1,000万回以上
ショート動画はチャンネル登録者数が通常動画より増えやすいので、登録者1000人以上は投稿を続けていけば確実に到達が可能です。
しかし3ヶ月以内の視聴回数が1,000万回以上という条件が非常に厳しく、大バズりを複数回発生させないと到達は不可能です。
こっちを目指すのはオススメしません
多様な収益化方法
広告収入以外にも、スーパーチャット、チャンネルメンバーシップ、物販など、様々な収益化方法があります。
こちらは自分のチャンネルに濃いファンを獲得できれば収益が期待できますが、チャンネル登録者1000人未満だとほぼほぼ期待はできません。
まずは動画を毎回見てくれるファンを少しづつ増やすことが重要です。
コミュニティ重視の傾向
YouTubeは、視聴者とのコミュニティを築き、ファンを獲得することを重要視しています。
視聴者との交流を積極的に行いましょう。
コメントはなるべく返信しよう
無理ゲーを突破するための戦略
では、実際にどのようにすればYouTube収益化を達成できるのでしょうか?
ここからは、具体的な戦略を3つのステップに分けて解説していきます。
ニッチを選ぶ
興味や情熱を持ち、競争が少なく、需要があるニッチジャンルを見つけることが重要です。
ニッチジャンルだったらライバルも少なく、ファンを獲得できれば安定的な再生回数を得ることができます。
しかしあまりニッチすぎると全体的な視聴者数も少ないので、そのジャンルのTOP投稿者の再生数を確認してみましょう。
TOP投稿者の再生回数が10万回以上平均的に視聴されていたら参入はオススメです。
逆に1万回以下なら参入しても全体的な視聴者が少ないので、苦戦するでしょう。
ターゲットオーディエンスを理解する
視聴者がどのようなコンテンツを求めているかを理解し、それに応える内容を提供しましょう。
自分が投稿した動画の中で、再生回数が伸びている動画と似たような動画を量産するのが1番無難な方法です。
またコメントに「○○の動画を作って欲しい」と要望があったら、その要望に応えて動画を作ってみるのも良いかと思います。
自分が作りたい動画じゃなくて、視聴者が見たい動画を作る
独自性の追求
投稿開始の時期は、人気チャンネルの動画に内容やサムネを似せると動画が伸びやすくなります。
実際人気チャンネルと誤解して動画を見てくれた人がそのままファンになってくれたりします。
しかしそのやり方を続けていくと、再生回数も伸び悩み、チャンネルに対するアンチも発生してきます。
ある程度チャンネルが育ったら、マネから脱却して他のチャンネルにはない、あなただけの個性や強みを活かした動画作りを心がけましょう。
○○のパクりってコメントは初期に度々入りました
YouTubeの収益化後の現実
YouTubeは収益化がゴールでありません。収益化してやっとスタートラインです。
しかし実際収益が発生して、思ったより少ないと感じた人も多いと思います。
実際に収益化はしたけれど、全然稼げなくて挫折したというチャンネルも多いです。
収益の不安定さ
僕の場合ですが動画がバズると収益が5桁入ってきますが、バズらないと1本の動画の収益が3桁です。
収益の波がすごく大きく、安定した収益とは言い難いのが現状です。
手間の割に思ったよりも稼げないと感じて、動画投稿を止める人も少なからずいるのが現実です。
時給換算で100円とかざらね
継続的な努力の必要性
もちろんですが定期的に動画投稿を続けないと収益は増えません。
投稿された動画は確かにずっと収益を発生させてくれますが、時間が経つと右肩下がりにどんどん収益が減っていきます。
なので燃料投下として定期的に動画を投稿しないと、毎日の収益がじりじりと減っていきます。
この定期投稿をプレッシャーに感じる人も多く、そこに嫌気が差すYouTuberもいます。
義務になっちゃうと辛いんだよね
まとめ:諦めなければ夢は叶う!・・・わけではない
今回は、YouTube収益化は本当に「無理ゲー」なのかについて解説しました。
自分が好きな物だけ、自分が作りやすい動画だけを作ると、今のYouTubeでは中々収益化はできません。
特に最初のジャンル選びを間違えると、収益化への道は遠くなります。
投稿する前にきちんと収益化への戦略を立てて、一歩ずつ進んでいきましょう!
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