「YouTubeショートでバズって稼ぎたい!」
TikTokのような短編コンテンツが人気を博している中、YouTubeも「ショート(Shorts)」というフォーマットを導入し、多くのクリエイターが参入しています。
そこで気になるのが、ショート動画で100万再生を達成した場合、どのくらいの収益が見込めるのかという点です。
結論を先に言うと、ぶっちゃけあまり稼げません!
今回は、僕自身の動画のデータを参考にYouTubeショートの収益について情報をお届けします!
- ショート動画は稼げない
- 稼ぐと言うよりは、チャンネルを知ってもらうための機能
- 安定して稼ぎたいなら、動画投稿よりブログがおすすめ
YouTubeショート動画で100万再生の収益
参考するデータは「自衛隊に反戦デモや抗議活動する人達」という2024年の1月に投稿した僕の動画です。
この動画はYouTubeショートで118万回再生、TikTokでは160万回再生されました。
この動画のYouTubeショートでの詳細画面はこちらです。
実際の収益は少しぼかしていますが、再生回数1000回で16円なので、収益は約16,000円ほどです。
ちなみにTikTokでは160万回再生されましたが、フォロワーの数が1万人以下なので収益が0円です。
TikTokの方が収益化難しいんです
これを見た方の多くが、「えっ?100万回再生されてこれだけ?」と思ったと思います。
動画のジャンルや時期にによって多少ばらつきはありますが、実際こんなもんです。
YouTubeショート動画は1再生辺り「0.003円~0.01円程度」なので、むしろもらった方だと思います。
他の収益方法としてショート動画には、SuperThanksという投げ銭機能もあるんですが、今まで一度ももらった事がありません。
よっぽどのファンじゃないと貰えません
なぜ稼げないのか?その理由は?
あまり稼げない理由として以下の理由があります。
短い動画時間
ショートは60秒以内の短い動画のため、通常の長尺動画と比べて広告収入が少なくなります。
※2024年10月15日以降よりショート動画は3分の長さまでに変更されました。
広告表示の制限
ショートでは、通常の動画のように動画内や前後に広告を表示することができません。
収益化の仕組みの違い
ショートの収益化は、YouTubeショートファンドという別の仕組みで行われており、通常の動画とは異なります。
YouTubeショートファンドから合計1億ドルの報奨金があたえられて、そこからの配分となっています。
視聴者の滞在時間の短さ
短い動画のため、視聴者の滞在時間が短く、チャンネル全体の視聴時間増加につながりにくいです。
視聴者も始めの数秒で見るか見ないか判断するので、動画の最初の印象が弱いとすぐに他の動画に切り替えられます。
長期的な視聴者獲得の難しさ
短い動画のため、視聴者との深い関係性を築きにくく、長期的なファン獲得が難しい場合があります。
これらの要因により、YouTubeショートだけで大きな収益を上げることは難しいのが現状です。
そもそもショート動画はTikTokの台頭に慌てたYouTubeが、TikTokをパk・・・TikTokに合わせて作った機能なので、そこまで力を入れていないように感じます。
ショート動画のメリット
稼げないとは言いましたが、全くメリットがないわけではありません。
クリエイター側のメリットは以下があります。
新規視聴者獲得
YouTubeのアルゴリズムはショート動画を積極的に拡散するため、まだ自分のチャンネルを知らない層へリーチしやすい。
チャンネル登録者数に行き詰まりを感じた人は、現状を打開するためにShorts動画を投稿するのも良いかもしれません。
チャンネル登録者増加
ショート動画を見たユーザーが興味を持ってくれれば、そのままチャンネル登録に繋がりやすい。
特に動画投稿を始めたばかりの初心者は、最初は全く動画を見られないので、Shortsで少しづつ自分のファンを増やすのも良いかもしれません。
低コスト&手軽に制作
撮影機材や編集ソフトが無くても、スマートフォン一つで気軽に作成・投稿する事ができます。
投稿のハードルが低いので、PCがなくても動画が作りやすいというのは大きなメリットです。
他のSNSとの連携
TikTokやInstagram Reelsなど、他のプラットフォームにも簡単に転載できます。
実際に僕も、YouTubeに投稿した動画をそのままTikTokに投稿しています。
YouTubeでは視聴者の反応がいまいちでも、TikTokだとバズったというのはよくあります。
ショート動画で100万再生の収益ってどれくらい稼げるの? まとめ
YouTubeショートで稼ぐことは容易ではありません。というか稼げません。
しかしショート動画はチャンネル登録者が少なくても、動画の質がよければ1000回、10000回、100000回と、伸びる可能性があります。
稼ぐと言うより、チャンネルの宣伝、ファンの獲得といった要素と相性が良く、上手に使えば自分のチャンネルの登録者を大きく伸ばす事ができます。
正直副業として稼ぐんだったら、動画投稿よりブログが稼げます。
実際僕もYouTubeよりブログの方が安定して稼げています。
しかし動画投稿が楽しいは事実で、稼げなくても楽しいから現在もYouTuberを続けています。
まずは「稼ぐ」ことよりも、「視聴者に楽しんでもらう」ことを意識して、動画作りに取り組んでみましょう。
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